要素 ウィンドウを使用して、システムに取り付けられている電源装置についての詳細を表示します。 警告管理 タブを使用して、電源装置と電源冗長性警告管理を設定します。
システムツリーの選択 | タブ | サブタブ | ユーザー特権 | |
表示 | 管理 | |||
メインシステムシャーシ | ||||
電源装置 | プロパティ | 要素 | U、P、A | NA |
U=ユーザー、P=パワーユーザー、A=システム管理者、NA=該当なし。 ユーザー特権レベルの詳細については、「Server Administrator GUI の特権レベル」を参照してください。
電源装置は壁コンセントからの AC 電流をシステムコンポーネントが必要とする DC 電流に変換する電気システムです。
システムを冗長電源装置を使うように設定して、電源装置エラーによるシステムのシャットダウンを防ぐことができます。 システムに電源装置が存在する場合、1 つまたは 2 つの電源装置が失敗すると、管理者は最後の電源装置がエラーを起こしてシステム全体に不具合が生じる前に電源装置を交換して冗長性を回復することができます。
冗長性状態 | 冗長性状態は「完全」または「喪失」です。現在、すべてのシステムには n+1 の電源装置があり、n は完全負荷の状態で動作するのに必要な電源装置数を表します。 完全冗長が必要とされるシステム内の電源装置数が 3 つの場合:
3 つの電源装置が動作していると、冗長性状態は「完全」になります。 2 つの電源装置が作動している時の冗長性状態は「喪失」で、状態は非重要です。 1 つの電源装置だけが作動している時の冗長性状態は「喪失」で、状態は重要です。 完全冗長性はシステム仕様によって指定されています。 喪失冗長は、必要最低限の数を補うだけのバックアップ電源装置がありませんが、少なくとも1つの電源装置が動作していることを示します。 |
完全冗長に必要なデバイス数 | 各システムには電源装置の完全冗長に要する台数が定義されています。 現在、すべてのシステムには n+1 の電源装置があり、n は完全負荷の状態で動作するのに必要な電源装置数を表します。 完全冗長に必要な電源装置数が 3 の場合、1 つか 2 つしか電源装置が作動していない場合、冗長性は失われます。 |
状態 | 電源装置状態はコンポーネントの状態アイコンで示されます。 緑のチェックマーク ( ![]() ![]() ![]() |
場所 | 電源装置が取り付けられているシステムの場所。 |
種類 | システムに供給されている電源は AC または DC かを表示。 |
最大ワット数 | 電源装置が配信できる最大ワット数。 |
オンライン状態 | 電源装置が現在システムに電力を配信しているか(オンライン)、または電源装置が現在電源を供給していないか(オフライン)を表示。
標準条件での電源装置のオンライン状態値の例には、 AC 電源オン、AC 電源スイッチオン、PS OK、PS オン、PS ファン OK があります。 重要条件での電源装置のオンライン状況値の例には、 AC 電源オフ、AC 電源スイッチオン、PS エラー、PS オフ、PS ファンエラーがあります。 |
このウィンドウを使用して、電源装置の警告、重要 / エラー、冗長イベントの喪失時に備える警告を設定します。
システムツリーの選択 | タブ | サブタブ | ユーザー特権 | |
表示 | 管理 | |||
メインシステムシャーシ | ||||
電源装置 | 警告管理 | 警告処置 | U、P、A | P、A |
U=ユーザー、P=パワーユーザー、A=システム管理者、NA=該当なし。 ユーザー特権レベルの詳細については、「Server Administrator GUI の特権レベル」を参照してください。
イベント | 説明 |
重大な電源装置 | 電源装置がワット数制限を超えて作動しています。 電源装置をオフラインにします。 |
電源システム冗長性低下 | 作動可能な装置の台数が完全冗長に必要な台数未満になっています。 |
電源システム冗長性喪失 | 作動可能な電源装置の台数が部分的冗長に必要な台数未満(冗長性低下)になっています。 システムが必要とする最小限の電源装置のみが作動しています。 非冗長電源装置にエラーが発生すると、システムに対する電源供給が途絶えます。 |
電源装置の警告処置を設定するには、「電源装置の警告管理」を参照してください。