プライバシーとセキュリティ設定 - SSL

このセクションでは、[SSL]パネルの使用方法について説明します。パネルをまだ表示していない場合は、以下の手順を実行してください。

  1. [編集]メニューから[設定]を選択します。
  2. [プライバシーとセキュリティ]カテゴリで、[SSL]をクリックします(サブカテゴリが表示されていない場合は、カテゴリをダブルクリックしてリストを展開表示します)。

 

SSL プロトコルのバージョン

SSL(Secure Socket Layers)プロトコルは、Web サイトとブラウザ ソフトウェアの間で、共通の認証設定を指定し、またその両者に伝送される情報の暗号化を定める規則です。TLS(Transport Layer Security)プロトコルは、SSL に基づく IETF 基準です。TLS 1.0 は SSL 3.1 とみなすことができます。

通常、[SSL]パネルの[SSL]と[TLS]チェックボックスは両方とも選択しておき、ブラウザが新しい Web サーバでも古い Web サーバでも動作するようにします。

TLS に関する大切な注記:SSL を正しく実装していないサーバは、TLS をサポートするクライアント ソフトウェア(ブラウザなど)と SSL ハンドシェークを行えないものがあります。こういったサーバは、「TLS 不寛容」と言われます。

[SSL]パネルで[TLS をオンにする]オプションを選択すると、ブラウザは、サーバと保護付き接続をしているときに、TLS プロトコルを使おうとします。サーバが TLS に対して不寛容なために保護付き接続ができない場合は、SSL 3.0 が使用されます。

 

SSL 警告

アクセスしている Web サイトへの接続が暗号化されているかどうかは一目でわかります。接続が暗号化されていると、Navigator ウィンドウの右下にあるロック アイコンが閉じています。接続が暗号化されていないと、ロック アイコンは開いています。

通常、ページの暗号化ステータスをチェックするには、ロック アイコンを見るだけで十分です。さらに警告が必要な場合は、[SSL]パネルで警告チェックボックスをいくつか選択することができます。警告が多いと面倒に感じることも多いので、表示する警告は慎重に選んでください。

Navigator の警告をオンにするには、対応するチェックボックスを選択します。

簡単な定義を参照するには、「認証設定」、「暗号化」、または「証明書」をクリックしてください。

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2001 年 8 月 31 日